100年前の契約
2010-10-09


禺画像]
昨日、自宅に戻ったら郵便受けに不在通知が入ってました。
最近は通販もしてないし、何だろう?と思って差出人の名前を見ると
「東京地方裁判所立川支部」・・・・裁判所から!?

驚いて不在通知をもう一回見直すと、郵便物の種類が
普通の書留ではなく、特別送達という種類の郵便となっているので
webで検索してみると、
裁判所から「支払督促」や「少額訴訟の呼出状」が送られる場合に使われる物らしい
[URL]
本人としては借金も、訴えられるような事は身に覚えがないし
何でこんな物が届くのかさっぱり分からないので、今日配達してもらい
中を確認する事にした。

届いた封筒を開けて、最初に目にしたのが
「第1回口頭弁論期日呼び出し状及び答弁書催告状」という書類
内容を簡単に書くと、「来月に口頭弁論があるから裁判所まで来てね」
といった感じです(ぉ
その後には注意書きに原告による訴状・陳述書と、証拠証明書として
関係書類のコピーが色々と付属してます。
これだけじゃ何だかわからないので、まずは訴状を読んでみた結果
直接、私に関係する話ではありませんでした。

私の母方の祖父母は奥多摩にある五日市という所の出身なのだが
証拠書類に入っていた系図で、私から見て四代前にあたるご先祖様が
明治38年(1905年)に40年間の期限で土地の地上権契約を行い、
契約自体は既に消滅しているのだけど、地上権の抹消登記手続きを
してなかったらしくて現在、その土地を相続した方が手続き中に発見して、
抹消手続きを行おうとしたら、手続きに当たっては法定相続人の承認が
必要らしいのだが、契約した当人は既に亡くなっているし
その子孫に話を持って行こうとすると親や兄弟等複数になってしまい
手続き交渉が複雑になるので、
裁判所に登記手続き抹消の訴訟を起こした、という事らしい。
書いている本人も段々分からなくなってきてますが(汗)

訴状に書いてある被告人は母方の兄弟と、本来なら私の両親なんだけど
既に他界しているので私と姉になっており、
姉の家に電話して聞いてみたら、担当の弁護士と話をしていたので
結果を聞いたら、登記抹消の手続きを簡略化する為に訴訟という形を取ったので
裁判所に出廷したり、訴訟費用を払うことは無いの事でした。

とりあえずは一安心なんだけど、100年以上前と言う
いにしえの契約が、まさか自分の所に来るとは思わなかった(爆)
[だらだら日記]

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